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始め方

このガイドでは、Mermaid を使用して図を作成する方法を簡単に説明します。

基本的な手順

  1. Mermaid Viewer にアクセス
  2. 図の種類を選択
  3. 図のコードを記述
  4. リアルタイムでプレビュー

基本的な構文

すべての Mermaid 図は、図の種類の宣言から始まり、その後に具体的な図の定義が続きます。

フローチャートの例

コード:
mermaid
graph TD
    A[開始] --> B{続行?}
    B -->|はい| C[処理]
    B -->|いいえ| D[終了]
Ctrl + Enter|

コードの説明:

  • graph TD は上から下への図を表します
  • 角括弧 [] で四角形のノードを作成
  • 波括弧 {} でひし形のノードを作成
  • --> で接続線を作成
  • |テキスト| で接続線にテキストを追加

シーケンス図の例

コード:
mermaid
sequenceDiagram
    Alice->>John: こんにちは John
    John-->>Alice: こんにちは Alice
Ctrl + Enter|

コードの説明:

  • sequenceDiagram はシーケンス図を宣言
  • ->> で実線矢印を作成
  • -->> で破線矢印を作成

ガントチャートの例

コード:
mermaid
gantt
    title プロジェクト計画
    dateFormat  YYYY-MM-DD
    section 計画フェーズ
    要件分析    :2024-01-01, 7d
    システム設計    :7d
Ctrl + Enter|

コードの説明:

  • gantt でガントチャートを宣言
  • dateFormat で日付形式を定義
  • section でタスクのグループを作成
  • タスクは名前、開始日、期間を定義

よく使うテクニック

  1. コメント

    %% これはコメントです
  2. スタイル

    コード:
    mermaid
    graph LR
       A[赤いノード]
       style A fill:#f00
    
    Ctrl + Enter|
  3. サブグラフ

    コード:
    mermaid
    graph TB
       subgraph サブグラフのタイトル
           A --> B
       end
    
    Ctrl + Enter|

統合方法

Markdown での統合

Markdown ファイルでの使用:

```mermaid
graph LR
    A --> B
```

HTML での統合

ウェブページへの埋め込み:

html
<div class="mermaid">
    graph LR
        A --> B
</div>

よくある問題

  1. 構文エラー

    • 括弧の対応を確認
    • 矢印の方向が正しいか確認
    • ノードIDの重複をチェック
  2. レイアウトの問題

    • 図の方向を調整(TD、LR など)
    • ノード間の接続を減らす
    • サブグラフで複雑な図を整理
  3. レンダリングの問題

    • Mermaid の最新バージョンを使用
    • ブラウザの互換性を確認
    • ブラウザのキャッシュをクリア

次のステップ

オンラインリソース